(徒然道草その22)138億歳の宇宙は解明できない「幻」である
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(徒然道草その22)138億歳の宇宙は解明できない「幻」である

2017年01月27日(金)2:03 午後

宇宙はいつ誕生したのであろうか?

宇宙とは何か、太陽とは何か、地球とは何か、不思議でならない。わずかに70年間しか生きていない目魁影老ごときに分かるはずはない。しかし、何も知らないが故に、大胆な思い付きを述べてみる。

 

かのアインシュタインですらも、「宇宙に始まりがあった」などという考えはまるっきり馬鹿げていると思っていたそうである。それから100年経って、今ではもっぱら膨張宇宙論(ビッグバン)が信じられている。

宇宙は時間と空間の区別がつかない一種の「無」の状態から忽然と誕生して、爆発的に膨張し続けている――???このビッグバンは、近年の観測値を根拠にした推定により、およそ138億年前に起きたとされている。

 アインシュタインの相対性理論によると、光の速度より早く動くものはない。

光は一秒間に30万㌔の速さで直進する。地球を7周半する速度である。この直進する光を人間の目で見るとき、夕焼けのように(?)遠ざかっていく光は赤く見える。逆に近づいてくる光は青みがかって見える。これを、光の赤方変移と青方変移と呼ぶ。宇宙の星を観測すると、すべての星の光は赤方変移することが分かった。つまり、宇宙の星は、地球から見て、次第に遠ざかっている。

 そこで科学者たちは、宇宙は「膨張」していると結論付けた。では、その膨張はいつ始まったのか? 膨張の反対は「縮小」である。どんどん過去に遡り宇宙を小さくしていくと、ついには「ゼロ」になるはずである。「ゼロ=無」の状状態があって、138億年前に突然、大膨張が始まったと科学者たちは考え、その爆発を「ビッグバン」と呼ぶことにした。

 このビッグバンは面白い理論ではあるが、私にはどうも納得がいかない。

 音速より速く飛ぶ飛行機に乗っている人間は、飛行機よりも後方で発生した音を聞くことは出来ない。

 もし、地球が光よりも速く動いているとすると、青方変移する光を見ることは出来ない。そのため地球に届く光はすべて赤方変移する光である。直進する光が138億年しか観測されないということは、その先は「無」ではない。宇宙にはブラックホールがある。その強大な重力は、星だけでなく光さえも飲み込む。その光が消滅してしまう最も遠い距離が138億年だと、私は考える。

宇宙には重力がある。アインシュタインが予想したように、直進する光も重力によって曲がる。宇宙の中を何億年も進んだ光は少しずつ曲がって、ついには一周してスタート地点に戻る。紙テープを30㌢ほど切り取って、端と端を張り合わせると丸い輪ができる。その端を180度ねじって張り合わせた場合には「8の字」型の輪となる。この輪は、どちらが表で、どちらが裏ではなく、永遠に始めも終わりもない。この端のない、時間と空間の区別がつかない「輪」の上を回るように、光よりも速く動いているのが宇宙である。膨張などしていない。宇宙の外というものもない。中心というものもない。

地球も太陽も銀河も存在している。その存在を人間は知覚できる。従って、宇宙は「無」ではなく「有」である。しかし、その宇宙が光よりも速く動いているとするなら、光をいくら追っても、宇宙を解明することは出来ない。

 確かに有る宇宙は「空」でも「無」でも「嘘」でもないが、その「実像」をとらえることが出来ない。私はそれを「宇宙は幻である」と表現する。



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