奨学生紹介
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令和4年度の奨学金貸与状況

 

  人数 貸与金額
貸付中

  6名

 2,640,000円
償還中  28名 16,284,000円
  18,924,000円
貸与総数  230名(累計)

奨学生の声

  • ■令和4年度奨学生 東京大学1年 
     大学生活1年目で心に残った活動は、サークルでの夏合宿です。私は今バスケットボールサークルに所属しており、昨年8月に行われた夏合宿に参加しました。私はこのサークルで他のサークルメンバーとのつながりを築けずにいましたが、この夏合宿を通じてたくさんの試合を行い協力していくことで同級生や先輩と非常に親密な関係を築くことができました。
     学業においては、クラスメイトや宿舎の友達と協力して勉強し、満足のいく成績を手にすることができたと思います。
     東京大学のカリキュラム上まだ油断はできませんので、私の目指す薬の研究者になるという目標への第1歩である薬学部進学に向け、日々精進していくつもりです。
     大学生活1年目は楽しかったですが消極的になり十分に楽しめなかったこともたくさんありました。したがって2年目以降は、よりたくさんのイベントに積極的に参加し、多くの人と関わり見識を広げていこうと考えています。   
     抱負といたしましては、先述してのとおり、見識を広げるために積極的な体験、学習をしていき一人の人間として尊敬できるような存在になれるように努力していくことを掲げさせていただきます。
       
  • ■令和3年度奨学生  東京女子医科大学 大学院4年
     2021年4月は大学院4年生の最終段階でした。2021年の一年間は、博士論文の完成までに帯状疱疹になったり、子供の保育園がコロナの影響で大変忙しいものでした。女性研究者ならではのコロナ渦中での出産や子育てでは想像以上に大変でしたが、芸備協会からの御支援の下、何とかやって来られました。ありがとうございます。
     現在は、博士号の論文が完成し、ほっとしている所です。次は、口頭試問に向け、全力投球しております。これからも芸備協会からの御支援を受け、次の目標に向って、進んでいけたらと思っております。引続きのご支援どうぞよろしくお願いいたします。

  • ■令和3年度奨学生 亜細亜大学4年 
     今年度は就職活動、教職課程の教育実習、卒業論文など大学四年間の中でも一番充実した年でした。
     就職活動では自分と向き合い、様々な方々のサポートもあり無事に第1志望であった会社に内定をいただくことができました。教育実習では、地元の広島に戻り、母校の中学校で行いました。教育実習を通じて「教師」という職業のやりがいであったり、大変さを身にしみて感じることができ、将来の一つの選択肢として考えるきっかけにもなりました。
     そして卒業論文では、地元にある広島東洋カープの球団運営について論文を書きました。幼い頃から大好きな広島東洋カープについての論文を書くことができ、とても良かったと感じています。
     無事卒業単位を取得し、教諭免許も取得することができ四年間の中で一番充実したことになりました。
     私自身大学四年間、様々なチャレンジや大学での学びができたのは、芸備協会様の奨学金のお陰であると考えております。本当にありがとうございました。

  • 令和3年度奨学生 東京大学大学院2年
     2021年は主に研究活動を行いました。卒業課題研究の題目は、「介護保険制度下での家族介護者支援に関する政治倫理的考察」でその概要は、現行の介護保険制度では家族介護者が支援対象となっていない一方で、諸外国ではその位置づけが明確になっている国もあり、その背景には介護制度に対する政治倫理的な思想の違いが反映されていると考えました。こうした政治的倫理観点から制度のあり方を探索し、日本の家族介護者支援の制度的特徴や課題を明らかにして、克服に向けた課論の提議を行い、考察の結果から日本では家制度の規範から家族介護者への支援が困難となっていました。
     現実的な問題としては、社会情勢や世帯構成の変化から、介護制度存続のためにも、包括的な介護者支援制度の構築が急務であり、自由主義やケアの倫理といった政治倫理の枠組みを用いた議論が必要になるといった内容でした。
     また、昨年度に引続き自主的なゼミ活動を継続し、医事法関連の議題について毎週発表と議論を行いました。
     終了後は、訪問介護の会社に就職し、自身の知識や技術を活かして社会貢献を行って行きたいと考えています。

    ■平成30年度奨学生 東京大学大学院 
     私は院生として昨年から東京に来ましたが、そこではとても充実した生活を送ることができました。
     まず、勉学面については、司法試験に合格し、弁護士になるために主に法律の勉強を一生懸命やりました。大学時代にも勉強をしていましたが、院では周りのレベルの高い仲間達と切磋琢磨しながら大きく能力を挙げることができたように思えます。また、日ごろ机の上で学んでいる法律が実際にはどのように使われているのかが知りたくて、弁護士事務所へのインターンや検察庁、裁判所へと積極的に訪れました。これは時々惰性で勉強している私に将来のビジョンを見せる良い刺激となりました。
     院内での活動としては、出張教室というサークルの1セクションのリーダーをさせていただきました。出張教室とは、全国の中学校、高校に行って法律およびそれに関係する分野について授業をすることを活動内容としています。この授業を通じて生徒たちだけでなく、教える側である私たちにも学ぶことがいっぱいありました。私たちが普段授業で何気なく使っている法律用語は他の人からしてみると馴染みのないものであり、そういった人たちにどのような説明が最適であるのかをじっくり考えました。これは将来法律家になったとき、たとえばクライアントの方とのコミュニケーションを深くとるときや裁判員の方に争点をわかりやすく伝えるのに必須の能力であると感じました。
     今後は、より一層勉強に励み、将来世のため、人のために尽くせるような人間力をつけたいと思います。

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